Dec 31, 2011

Asuka Art Project 2011

詳細は後日。

Nov 30, 2011

ミニ行灯


地元の祭、霜月祭(そうげつさい)の
クライマックスは、ミニ行灯。

今年は、家の前の通りに行灯が並びました。
僕も行灯を並べるのを手伝いました。

夕方5時半、一斉に点灯。

見慣れた通りが、いつもと違って幻想的に見えます。

手回し計算器


上の写真のもの、これ何だと思います?

答えは、手回し計算器(タイガー計算器)。

今月13日に催された地元の祭、霜月祭(そうげつさい)で
某町家のご主人所蔵の品々を見せてもらいました。

そのひとつが、この手回し計算器。
乗算・除算が出来ます。

では、和算・減算は?と思ったら
それは、そろばんで計算。なるほどね。

電卓が普及するまでは、これで計算していたらしい。

手前に少し写っている定規のようなものは、計算尺。
三角関数、平方根、立方根、べき乗の計算ができます。

これも関数電卓の台頭で、姿を消しました。

Nov 8, 2011

柿検定


いきなりですが、問題です。

【問題】奈良を訪れ、「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を
    読んだ歌人は誰でしょう?

   ①正岡子規 ②松尾芭蕉 ③せんとくん ④夏目漱石

さて、おわかりでしょうか。
こういった柿に関する問題ばかりが出る「柿検定」が
先月末に橿原市(奈良県)で行われました。

今回で2回目の実施で、昨年も受けたのですが、あえなく不合格。

今年こそは、と意気込んだのですが、やはり問題は難しいものばかり。
昨年より難易度が増したと思いました。


試験の後は
おたのしみの柿の試食。

「太秋(たいしゅう)」という品種が
非常に甘くおいしかったですね。


採点結果が出るまでの間は
高級柿、その他景品が当たる
くじ引きが行われ、盛り上がる。

奈良県下で最も柿栽培が盛んな五條市の
マスコットキャラクター「カッキー」も登場し
場を和ませていました。


いよいよ結果発表。
残念ながら今年も不合格。

しかし、おみやげとして
高級柿をもらえたので
良しとしましょう。

来年こそは、合格するぞ!

(第1回柿検定の問題と解答が
こちらにありますので、試しにどうぞ。)

Oct 31, 2011

G級グルメコンテスト


昨今、B-1グランプリ大会などが各地で開かれ
B級グルメ(ご当地グルメ)が世間ではちょっとしたブームとなっていますね。

それにあやかってか、今月地元でもグルメ・イベントがありました。
それが「葛城の峯・G級グルメコンテスト」。
地元の食材を使っての創作料理対決です。

オープンはお昼の12時からなのですが
僕はちょっと遅れて、1時半頃に会場に到着。
すでに長蛇の列でした。

まずは、グルメチケットを購入。
100円券の10枚綴り。

どこの店に並ぼうかと思案していたら
完売のところがぼちぼち出始めます。

これは、うかうかしていたら
食いそびれると思って、あわてて
並んだのが、「根菜黒カレー」。

五穀米に、蓮根、カボチャ、などの天ぷら。
その上に酸味が効いた黒いルー。
酸っぱいカレーは
今までに食べたことなかったですが
実際食べると結構クセになる味です。

B-1グランプリ大会で優勝した
「富士宮やきそば」も出店。
こちらも長い列が出来ていました。
やはり、やきそばはB級グルメの定番ですね。




その他、食べることができたのは
ホルモンお好み焼きの「会玉(あいたま)」。
子供の頃に食べたことのある、懐かしい味がしました。

結局食べることが出来たのは、以上の2品のみ。
やはりこういう食べ物のイベントは一番のりしないとだめですね。

一方、コンテスト結果は、1位 会玉(あいたま)、2位 御所元気焼き。

どちらも、粉モンというところが関西ならではの結果でしょうか。

Oct 26, 2011

HANARART(はならあと)


今年も、奈良でアート・イベントがありました。

そういえば昨年もNARA ART PROM 2010というアート・イベントがありましたね。それとの違いは、奈良・町家の芸術祭 HANARARTは、県内で活動するまちづくり団体主催のイベントであるところ。

名前は、HANA(華)、NARA(奈良)、ART(アート)を結びつける意図から由来したようです。

今回観て来たのは、今井町と八木会場。どちらも古く趣きがある町家が多く残っている地域です。ゆっくり散策してみるだけでも楽しめます。

ただ本来、町家はアート作品を展示するように出来ていません。そこにアート作品を展示する以上何らかの工夫が必要となってくると思います。その視点から観せて頂きました。


ここは、今井町の町家の裏にある
土蔵がギャラリーになっているところ。
ぶ厚い扉が印象的です。


土蔵の中はご覧の通り。
日頃からギャラリーとして
使われているので
通常の展示方法で
OKのようです。


こちらは、JR畝傍駅から
歩いてすぐの春日神社。


奈良芸術短大OBの方々の作品。
鴨居にフックをかけて展示されています。

こちらは八木にある河合家です。
家(の模型?)が
畳の上に展示されていました。

模型の家の内側から
電球で照らされて幻想的です。
黒い毛氈(もうせん)を
敷いた方がもっと効果的かな?

展示会場をもう少し暗くした方が作品が映えると思います。写真では暗く見えますが、実際はもっと明るいのです。





最初にも書きましたが、こういったアート・イベントを鑑賞して、いつも思うのはその展示方法。

同じく町家で行われたNARA ART PROM 2010の時もそうだったのですが、今回のHANARARTでも当然のことながら柱や壁に釘などが打てないそうで、平面作品はイーゼルを立てる他ないのです。立体作品は畳の上に置けるのでいいのですが…

写真には撮りませんでしたが、中には意図しているのか、それとも良い展示アイデアが浮かばなかったのか、畳の上に直に置いたり、壁や襖に立てかけてあるだけの作品もありました。あれでは作品の良さが引き出せないのでは、と感じました(もちろん町家に合った展示をされている作家さんもありました)。日本古来からある、襖、掛け軸、屏風、衝立(ついたて)などに、町家での展示のヒントがあるように思うのですが…。

なんだかあら探しのようになってしまいましたが、来年もまた開催されることを望むと同時に、もっとよくなって欲しいと思います。

Oct 17, 2011

かかしコンテスト2011

棚田の里の花嫁行列(最優秀賞)

案山子(かかし)は本来
田畑の作物を狙うカラスなどから守るために作られるものですが
その案山子をアート作品にして競い合おうという趣旨で
始められたのが、この「かかしコンテスト2011」。

場所は
明日香村(奈良県)の稲渕。

美しい棚田を縫う道端に
約60体ものかかしが
出迎えてくれます。



今回のコンテストのテーマは、「絆(きずな)」。
いくつか紹介いたしましょう。


♪親亀の背中に子亀を乗せて~
これは、親子亀5世代くらいでしょうか。


家族そろって
どこかへお出かけですか?
いいですなあ。


タイトルは「赤ちゃん誕生」。
やはり子供は、まわりを和ませます。


おばあちゃん、孫娘、犬(ポチ?)、仔犬。
一番好きな案山子です。


今年は、これが絶対あると思いました。
「なでしこジャパン」、
すばらしい活躍でしたものね。


東日本大震災での
自衛隊の救助活動には
頭が下がる思いです。

タイトルは「68時間ぶりの救出」。


今年の巨大かかしは、聖観音立像。
思わず手を合わせて、「ナム~」。


「発車オーライ!」
金かめバスは
村内を走る循環バス。


「じいさん、お茶が入ったよ」
「ありがとうよ、ばあさん」


飛騨地方の「さるぼぼ」に似た
こんな愛くるしい案山子も。

来年はどんな案山子か、今から楽しみです。

Aug 27, 2011

小説『下町ロケット』


芥川賞とか直木賞とか、あまり関心がない僕ですが
今年の直木賞受賞作品『下町ロケット』は
タイトルに引きつけられて読んでしまいました。

ひとことで言えば、企業小説。

東京都大田区にある町工場(中小企業)が
大口取引先に契約を切られたり
銀行からの貸付を断られて資金繰りに窮したり
大手企業から特許侵害で訴えられたりと
これでもかというくらい次から次へとトラブルに巻き込まれます。

読んでいて、なんて世間は理不尽な事ばかりなんだと、憤ってしまいます。

そんな中、この町工場が国産ロケットに欠かせない会社へと
成長していく姿は見ていて、すがすがしい。

「夢では食べていけない」と、よく言われますが
やっぱりいつでも夢は持ち続けたいもんです。
『下町ロケット』を読んで、そう思いました。

ちなみに装丁画は、木内達朗氏。

Jul 24, 2011

夏季大祭2011


先週の話になりますが、地元の夏祭がありました。

といっても、大げさなことはやりません。
ススキ提灯が、町の中をねり歩き
地元の神社に、奉納(?)するのです。




僕は、今年当番だったので、ススキ提灯の組み立てをやりました。
行列の途中、提灯がバラバラにならないかと少し不安な気持ちで眺めました。



神社に到着すると、境内で「提灯まわし?」が始まります。
ここで少しアクロバチックなことをやりますので、それなりに盛り上がります。

しかし、今年の祭の夜も暑かったなあ。

アナログ波、停波


本日正午に、アナログ波の放送は停止されました。

おおげさだけど、またひとつの時代が終わった気がします。

Jul 23, 2011

なでしこジャパン、世界一に

2011年7月18日早朝(日本時間)
なでしこジャパンは女子サッカーW杯で優勝しました。

おめでとう!なでしこジャパン。

午前3時半に目覚ましをセットして、TV観戦。
ハラハラドキドキのゲームでした。
もうアカンと思ったら、同点のゴール。

この粘り強さ(メンタルの強さ)は、女子ならではのものかも。

最後に、手のひらを返したように
急にチヤホヤしてごめんね、なでしこジャパン。
人間って、所詮こんなもんよ。

May 10, 2011

オレンジ色のにくいヤツ


これまた、九品寺(くほんじ)のそばで見つけたものです。

遠目では、あざやかなオレンジ色した大きな花が
咲いているように見えたのですが…。


近づいてみれば、何のことはない。
ビワの実に、虫がつかないように
袋がかぶせてあるだけでした。

でも、遠くからは本当に大きな花のように見えたのですよ。

菜の花エコプロジェクト


先月末、地元のお寺、九品寺(くほんじ)に行って来ました。

菜の花エコプロジェクト」といって、休耕田に菜の花を植えて
それから取った菜種油を家庭や学校給食に利用しましょうというもの。
菜の花畑って見ているだけで気持ちいいし、観光になるし
なかなか良いプロジェクトですね。

ただ、あたり一面の菜の花畑を想像していたのですが
今回は、お寺の駐車場前の畑一枚に植えてあるだけだったのが残念。
来年、もっと広げて欲しいね。

ところで、九品寺のそばで、変わったものを発見。


「番水の時計」とある。

鳥の巣箱のような部分(の中)に
時計があるのかなと覗いてみたが
何もなかった。

はて?これは一体なんなのでしょう。

Mar 30, 2011

たいぞう展 「時」


関西以外では、あまり馴染みがないかもしれませんが
吉本興業のタレントに、たいぞうさんという方がおられます。

たいぞうさんは、お笑い芸人である一方で、絵も描いておられます。

そのたいぞうさんの個展が、近鉄百貨店橿原店で先日ありましたので
行って参りました。

たいぞうさんの絵を見るのは、今回が初めてです。
絵の特徴は、とてもカラフルで、やさしさが感じられます。

特に驚いたことは、ほとんどの絵が売約済みだったこと(←そこかよ!)
だいたい3~5万円ぐらい、高くとも11万円と
絵にしては手頃な価格ということも、あったのでしょうか?

それに、大きさも3~4号相当のサイズ。
一般的な日本のご家庭で、飾っておきやすい大きさなのかもしれませんね。
なるほど、勉強になりました。

Mar 9, 2011

古本市2011


先日、古本市に行って参りました。

と言っても、地元の図書館で除籍処分となった廃棄図書が無料で
市民にもらえるというものです。

こういった古本市が開かれると聞くと
隣町まで遠征に行くくらい好きです。

おかげで、本棚は除籍図書ばかり。
最近、本を買った記憶がございません。

僕自身が、不景気の元凶となっているかもしれませんね。

Feb 16, 2011

アートヒア!


「アートヒア!福岡ストリートキャンパス」というアート・コンペがありまして
かつて福岡に住んでいたこともあり、応募してみることにしました。

そしたら、幸運にも最終審査まで残ることができました。
現在、ノミネート作品がこちらで公開中です。

一般の方からの投票を受付中です。
投票のいちばん多かった作品に、市民賞が与えられます。

僕の作品は、No.28「何かいいことが起こりそうな街」です。
お気に召したら、投票よろしくお願いします。

投票ページはこちら

Jan 7, 2011

新年あけまして…


新年あけましておめでとうございます

と言っても、松の内も過ぎようとしている、この時期では
すでに遅しの感がありますが…

実は、昨年末に不覚にも風邪を引いてしまい
それがなかなかよくならず、長患いをしてしまいました。

おかげで散々な正月でした。
これでは、2011年は波乱に満ちた年になりそうです。